2020年11月16日
事業承継 / M&Aは企業価値向上に必要な通過点になる① コロナで必要性が高まる変化対応力
2020年11月11日の日経新聞、ちょうど決算開示時期なので色々な会社の動きが見えます。
三越伊勢丹ホールディングスは、子会社で賃貸住宅事業を手掛ける三越伊勢丹不動産をブラックストーン・グループに300億円で売却するそうです。
外資による日本不動産投資という側面がありますが、三越伊勢丹HDにとっては経営のスリム化。選択と集中。個人的には、今は賃貸住宅売却しないほうが良いのではとも思いますが…。
コロナで離れた消費者が戻ってこない苦しさでしょうか。
青山商事は、単体正社員の1割に相当する約400人の希望退職者を募集するそうです。約80店の閉店計画も発表。
コロナ禍でスーツ需要が一気に落ち込んだのだそうです。
エイベックスは、東京都港区の本社ビル売却を検討しているそうです。既に全期同期に17億円の赤字だったそうですが、コロナ感染拡大の影響でライブ中止したことで、2020年4月~9月期は32億円の赤字。不動産売却に合わせて、100人の希望退職者も募集します。
新型コロナが様々なビジネスに想定外の変化対応の必要性をもたらしています。
事業承継は企業価値向上に必要な通過点になる② 倒産件数は過去30年で最少 しかし小規模倒産は過去最高
事業承継は企業価値向上に必要な通過点になる③ 中小企業の資金繰りに新たなハードル