2024年11月28日
AIを活用しない会社は取り残される…?
こんにちは!
秋を感じる間もなく冬がきて、急に寒くなった気がします。
夜ご飯に食べるお味噌汁がより一層染みるようになりました…
さて今回は、進化を続けるAIについて書こうと思います。
そもそもAIとは?
AIとは人工知能(Artificial Intelligence)の略称です。
コンピューターの性能が大きく向上したことにより、機械であるコンピューターが「学ぶ」ことができるようになりました。
「AI」という言葉の生みの親であるジョン・マッカーシー教授は、AIを「知的な機械、特に、知的なコンピュータプログラムを作る科学と技術」(*)と説明していますが、AIの定義は現在に至るまで確定していません。
研究者によって定義が異なっているのが現状です。
(*)出所:一般社団法人 人工知能学会「マッカーシー教授がまとめたFAQ(質問と回答)形式のAIの解説(原文: What is Artificial Intelligence)」より
AIの歴史
インターネットで検索をするとき、これまでコンピューターは検索の内容まで理解していませんでした。
あくまで検索の内容を理解するのは人間の頭でした。
それが、GPT(*)が登場したことによって検索の内容を理解できるようになりました。
(*)米国サンフランシスコの新興人工知能研究所であるOpenAIが開発し、人間のように自然な文章を生成することができる言語モデル
しかし、理解できるようになったものの考えることまではできませんでした。
その後、OpenAI o1(*)が登場したことによってついに考えることまでできるようになりました。
(*)米国サンフランシスコの新興人工知能研究所であるOpenAIが2024年9月12日にリリースしたAIモデル
OpenAI o1の知能レベル
OpenAI o1にノルウェーMensa IQテストを試したところ、35問中25問を正解し、IQ120以上のスコアを記録したそうです。
これは人間の平均IQ(100)を大きく上回り、上位10%に入る知能レベルを示しています。
今までは、まだまだ人のレベルに達していなかったAIが、人のIQを軽々と越えてしまったのです。
他にも
・博士号レベルの物理・化学・生物の難解問題の正答率が人間の博士号レベルを越えた
・数学の難解問題の正答率がこれまでのAIから大幅に伸びた(=AIは考える能力を持ち、数学もできるようになった)
・コーディングの難解問題の正答率がこれまでのAIから大幅に伸びた(=人間のトッププログラマーに匹敵するレベルに達した)
といった成果を出しています。
AIを活用しない会社は取り残される…?
驚異的な進化を続けるAI、その性能は研究開発からビジネス、そして私たちの日常生活まで幅広い分野に変革をもたらす可能性を秘めていると思います。
AIを活用しない会社は取り残されると言っても過言ではないと個人的に思っています。
一方でAIの能力を引き出し、適切に活用するためには、利用方法等を正しく理解し、倫理的な配慮を怠らないことが重要です。
また、生成AIの利用に際しては個人情報を適正に取り扱う配慮がかかせません。
AIを使ったことがない方へ
まずは一度、軽い気持ちでChatGPT等を使ってみることをおすすめします。
文章の要約をお願いしてみたり、相談してみたり、何か良い案がないか聞いてみたり…
自分では想像がつかないような返答があるかもしれません。
ちなみに私は先日、「離乳食を作った後に余った出汁の良い使い道はないか」聞いてみました。
というのも、いつも大人用のお味噌汁にしていたのですが飽きたからです。
そうすると「リゾットやパスタのソース」に使ってはどうかと返答がありました。
しかも「パスタのソースを採用したいけど、おすすめのパスタはあるか」続いて聞いてみたら、複数候補を出してくれるうえにおすすめの具材と味付け、トッピングまで提案してくれました。
なんかもう、料理上手になれそうです。笑
提案してくれたパスタが美味しいかは後日検証してみたいと思います!
最後までご覧いただき、ありがとうございました。