2016年12月08日
iDeCo??確定拠出年金が変わります
こんばんは。いよいよ12月に入っており、今年も残り僅かです。
仕事がひと段落したら、ゆっくり自分を振り返り、現状の問題点を確認し、来年に向けて気持ちを新たに整えていきたいなと考えております。
しかし、まずは目の前の仕事に全力投球です!
さて、来年から確定拠出年金、いわゆるDCが変わります。
確定拠出年金は、国民年金や厚生年金といった全員加入の年金制度の上乗せ部分です。
上乗せに相当する企業年金が充実している大企業の会社員に比べ、自営業者や企業年金の無い会社員は年金が少なくなります。それを補うために、個人型確定拠出年金は、自営業者や企業年金の無い会社員が加入することができました。
しかし、来年からはほぼ全ての現役世代が加入できるようになります。
確定拠出年金は、節税効果が非常に高いため、結果として投資利回りが極めて高くなります。
まず、掛金が全額所得控除になります。
例えば、課税所得が1,800万円を超えると、超えた部分にかかる所得税住民税は50%です。
年間80万円掛金を拠出したとすると、それが全額所得控除になるため、たちまち40万円節税できることになります。
実際は運用を行うので増えることを期待するのですが、仮に一切運用されないとしても、節税効果だけで50%の利回りが確保されると考えることができます。
ものすごい数字です。
ちなみに、運用益も非課税です。
普通は運用益に20%課税がかかりますが、NISA同様、運用益は非課税です。
引出しが60歳までできないというデメリットがありますが、資産形成に関しこれほど手厚い優遇税制は他になく、あらゆる投資に先行して検討すべきテーマです。
もしまだ取り組まれていない方は、ご検討されてみてはいかがでしょうか。