コラム Column

2012年03月22日

利益繰り延べで運用?

こんにちは(^O^)/
本日の日経新聞に、「英、法人税下げ加速」という記事が掲載されてました。
記事によると、イギリスでは、現行26%の法人税率を2014年に22%に引き下げる計画とのこと。
イギリスは、主要先進国で最も法人税の負担が軽い国を目指すのだそうです。
所得税についても現行の最高税率50%を2013年には45%に引き下げるそうです。

日本を見てみると、昨年11月に、法人税率の引き下げが決定しました。
震災の復興増税が設けられるため、現行40%が当初三年間は38%に、4年目以降は35%に引き下げられることが決まっています。
まったく物足りない改正内容です。

所得税に至っては、復興増税はもちろんありますが、税率の引き上げが検討されています。
給与所得控除に上限が設けられることになっており、税率が上がらなくても、高所得者層は来年から税金負担が重くなります。
日本の競争力を上げるために、もっと思い切った議論をしてもらいたいものです。

さて、そうは言いつつ、税率が下がるタイミングです。
法人で、逓増定期保険を検討してみてはどうでしょうか?
逓増定期保険であれば、年齢にもよりますが、返戻率が100%を超えるものもあります。

逓増定期保険は、法人が利益を先送りしたいときに利用します。
いま、課税されると40%課税です。逓増定期保険に加入し、将来解約することにより、将来において課税を受けると、35%課税です。
途中、38%課税の時期もありますが、いずれにしても解約時には35%課税です。
今課税を受けるよりも、将来に課税を受けたほうがより低い税率で課税されるため、税金の負担額が少なくなります。
税金の負担額が少なくるということは、手元にのこる現金が増えるということになります。

さらに、返戻率が100%を超えると、払った保険料より多くの現金が返ってきます。
手元の現金が増えます。

法人税率が下がる今、逓増定期保険に加入すると、それだけで現金が増えるのです。

利益を先送りすることにより経営安定化につながります。
株価の上昇抑制にもなります。
その上、手許現金まで増えるのです。

ほんの少しの法人税率引き下げですが、大いに活用したいものです。

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