2016年04月14日
日本M&Aセンタ―の国際会議
先日、日本M&Aセンターのハワイでの国際会議に参加する機会がありました。ハワイの不動産の現状や今後の動向、保険に関する最新の情報など多くの学びを得られました。その中でも私が最も興味を持ったのが国際会議のパネルディスカッションでした。弊社グループ代表の三好や各地の著名な公認会計士・税理士先生に加えて、株式会社マネーフォワードの代表である辻庸介CEOが会計事務所業界の今後の動向について熱く議論を交わしていました。
最近流行りの言葉にAI(人工知能)という言葉があります。この技術が広く普及していくと、AIで対応できる職業と対応できない職業に分かれてくるということです。そうすると、その職業に従事していた人間は職を追われるという可能性も出てきて、私達の生活環境に大きな変化が生じてきます。
経理業務や会計事務所業務にPCが導入されてIT化が普及してきてそれまでの業務が大きく変化したのがつい最近のように感じます。しかし、次の大きな流れとして、業務のAI化は避けて通れないものだと強く感じました。すぐにでははないものの、徐々に確実その流れが主流になってくるとパネルディスカッションを拝聴していて感じました。
実際に弊社グループでもマネーフォワードを活用することで経理業務や会計事務所業務の自動化を目指して、生産性を向上させるための取り組みがスタートしています。多くの先生方も取り組みをはじめれられているようです。この流れのスピードが加速化した時に、業界の仕事のやり方は大きく変わることになると思います。
そのような大きな変革が目前に迫っている中、私の中に一つの疑問が生じました。
自分自身が将来的に仕事を続けていく事が出来るために、AIに負けないような付加価値をどのように提供していけるのか、という疑問です。この点をとても強く考えさせられました。
この大きな流れの源流でもあるシリコンバレーでは今どのようなことが起きているのでしょうか。個人的にはものすごく興味が沸いています。今後、場合によってはシリコンバレーに訪問させて頂く機会が得られるかもしれないとのことですので、チャンスを逃さないように頑張っていきたいと思います。
(追伸)
2017年3月末日までの設備投資をご検討中の方におかれましては、生産性向上設備投資促進税制の適用をご検討されることをお勧め致します。建物等については設備投資額の25%、それ以外については設備投資額の50%に該当する金額の特別償却を実施できます。
もし、制度の適用をご検討される場合にはお声かけ下さい。制度のご提案を通じて財務戦略を一緒にご検討させて頂く機会を頂戴できれば有難く思います。
最後までお読み頂きまして誠にありがとうございました。