2023年04月18日
ChatGPTとは?初心者でも分かる使い方と活用法
皆さんこんにちは!東京支店 経営企画室の四元です。
さて、世間は猫も杓子もChatGPTという感じですね。
最近はお昼の情報番組などでも取り上げられ、ChatGPTという言葉だけは知っている方も多いのではないかと思います。実際に使ったことがある方も増えてきているのではないでしょうか。
ChatGPTは「オリジナルのテキストを生成することができる人工知能ツール」です。対話型になっているのが特徴で、いろいろな質問に答えてくれるだけではなく、新たな文章を生成することも可能です。ChatGPTではありませんが、なんとリクエストに応じてオリジナルの絵まで描いてくれる対話型AIも誕生しています。
ChatGPTは具体的にどのように使うのでしょうか?
試しに、なぜ海が青いのか、ChatGPTに聞いてみました。
このように答えてくれます。もっと突っ込んだ話を聞きたいときにはこのように会話形式で質問することも可能です。
簡単な調べ物をする時にはとても便利ですね。
しかし、Googleやyahoo!検索でも同等の回答を得ることは可能です。他にChatGPTではどんなことができ、どんな強みがあるのでしょうか?
■ChatGPTが得意なこととは?
・自然な文章の生成
大量の対話データ・テキストデータを学習しているため、自然な文章を作り出すことが可能です。人が書いた文章と遜色ないですよね。
・文章の要約
長い文章や記事を短く要約することも得意です。
文章の要約は、特定のウェブページを指定することもできます。こちらはウィキペディアの事業承継のページです。
・考察
膨大なデータから、幅広く分析したり意見を出してくれます。「表形式でまとめて」などのリクエストにも答えてくれます。
・創造的な回答も可能
条件を与えれば、独自でストーリーを考えてくれます。
条件にぴったりなレシピを教えてもらうことも可能です。
・多言語で回答を得られる
■ChatGPTを使う上で気を付けるべき点
・回答が正しいとは限らない
回答に嘘やデタラメが含まれていることがあります。インターネット上の情報を学習し、それらしい答えを再構築しているに過ぎません。存在しない人物を作り上げたり、数字情報が間違っていたりということも良くあります。情報が正しいかどうかは、人間による判断が必要です。
ちなみに上記で「美味しいお蕎麦屋さんを教えて」という質問をしましたが、回答にあった「手打ちそば 亀や」は実在しません。
・個人情報や機密データを入力してはいけない
入力内容はAIに日々学習されているため、入力データがデータベースに記録=情報漏えいする危険性があります。他社の回答をするため、御社の情報が使用される恐れもあります。
■ChatGPTはビジネスでどのように役立つか?
広くビジネスで使える用途としては、テキスト処理があげられます。メール文の作成や会議のアジェンダ、書類の要約など、業務全般で活用することが可能です。その他、会社紹介やプレスリリース作成なども行えます。
ChatGPTで上手な文章を作成するためには、「的確に司令(プロンプト)を出すこと」が重要です。
例えば、お菓子をいただいたお礼メールを作成したい場合、「お菓子のお礼メールを作成して」と司令を出すより、「あなたはプロのライターです。◯月◯日、◯◯さんにお菓子を頂いたお礼のメールを出したいと思います。なるべく丁寧に書いてください」と指示を出すことで、理想に近い回答に近づけていくことが可能です。
どのようにChatGPTから的確な情報や作りたい文章を引き出すかは、質問の仕方に大きく影響を受けます。ぜひ色々試してみてくださいね。
いかがでしたか?
ChatGPTはまだまだ学習データの偏りがあったり、回答の正解性が疑わしい側面もあります。現状では人間の代わりというより、まだまだ補佐という位置づけに過ぎません。しかし使い方によっては、業務改善や軽減などに大いに役立ってくれます。私もちょっとした調べ物や文章のドラフト作成に、毎日使用しています。特に調べ物に関しては、検索結果から欲しい情報を探す時間が大幅に縮小されました。
ちなみに本記事のタイトルもChatGPTに考えてもらったものです 👍
マイクロソフトやアマゾン、Googleも対話型AIの提供に乗り出すことが報じられ、開発競争はますますヒートアップする見込みです。どのように進化していくのか?引き続きウォッチしていきたいと思います!
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