2023年08月29日
ふるさと納税のルールが10月に変わる?
こんにちは、アシスタントの菊池です。
今回は、最近ニュースでよく見かける、ふるさと納税の制度改正について、簡単にご説明させていただきます。
2023年10月から改定される「ふるさと納税」の大きな変更点は2つです。
①「5割ルール」の厳格化
ふるさと納税の返礼品は、寄付金額の最大3割まで、必要経費を含めても5割までに収める必要があります。
厳格化の対象となるのは、この必要経費です。
これまでは返礼品の調達費用や送料などが必要経費とされてきましたが、2023年10月以降は仲介するポータルサイトの利用手数料の全額と、ワンストップ特例制度に関する事務や、寄附金受領証の発行などにかかる費用なども必要経費に含まれます。
②熟成肉・精米は同一都道府県内産の原材料を使用したものに限る
返礼品は地場産品であることが基本ですが、どこまでを地場産品と定義するのかあいまいな部分がありました。
熟成肉や精米を返礼品とする場合、2023年10月からは、自治体と同一の都道府県内産の原材料であることが求められます。
県外で調達し、地域内で熟成した肉や精米した米は今後、返礼品の対象外となります。
以上、簡単ではございますが、ふるさと納税の変更点についてご説明させていただきました。
新しいルールにより、返礼品や寄付金額に変更がある可能性を考慮して、9月末までに寄付を行う方がいいかもしれません…
私も早めに取り掛かるようにしたいと思います!
最後までご一読いただきありがとうございました。