2024年08月09日
ハインリッヒの法則
皆様こんにちは。
今回も雑談となりますが、最近耳にした言葉についてコラムを書きたいと思います。
(私なりの解釈を含んでいますのでご容赦ください…。)
「ハインリッヒの法則」
――――
アメリカ合衆国の損害保険会社社員であったハインリッヒ氏が発表した法則です。
同じ人間の起こした同じ種類の330件の災害の内、1件は重い傷害、29件は軽い傷害、300件は傷害の無いもの、
傷害を伴うにせよ伴わないにせよ全ての災害の背景には数千に達すると思われるだけの不安全行動と不安全状態が存在する。というものです。
――――
労働災害防止のためのバイブルとされている法則ですが、この法則は様々な業種・職場にも十分当てはまる内容と思います。
私の職種的に「1つの重大な過失(コンプラ違反等)の背景には過失を招く多数の不注意や出来事(ヒヤリハット)がある」という感じでしょうか。
大事には至らなかった出来事をヒヤリハットと表現します。ヒヤリハットとは「ヒヤッ」「ハッ」と感じる危険のことです。
私の業務に置き換えると、
1件の重い傷害・・・提出期限を超過、機密情報の漏洩
29件の軽い傷害・・・お客様に提示する書類の誤字脱字や数字の入力ミス、書類不足
300件の傷害無し・・・書類の整理不足、社内間の書類の誤字脱字、数字の入力ミス
などなど、300件に分類されるもしくはそれ以下に分類されることなど山ほどありそうです。
この法則で最も大事なことは、「過失の背景にある多数の不注意や出来事(ヒヤリハット)」に対して的確な対策を講じて、重大な事案を発生させないことです。
書類のダブルチェック等は未然に防ぐ対策として効果的だと思います。
「あ~よかった」や「危なかった~」というその時から出来事を周りに共有して、アシスタント全体で事案を発生させないようにできたらいいなぁと思っています。
長くなりましたが、最後までお読みいただきありがとうございました。
酷暑が続く日々、熱中症には十分お気を付けください!
みどり財産コンサルタンツのコラムはためになる情報からプライベートまで様々です。
メルマガ登録は無料ですのでぜひご登録の程よろしくお願いいたします。
▼無料メルマガ登録はこちら▼