コラム Column

2016年10月26日

小規模企業共済に加入しましょう

こんばんは。
 
秋らしい気候に少しづつなってきた気がしますが、私は燃えております!
週末、自身3度目の市村塾に参加し、たるんでいた気持ちをビシッと立て直すことができ、気力充実しております!
「営業においてデキる奴とデキない奴の差は体力や能力で決まるのではなく、本人のやる気と意欲で決まる!!!!」のです。最高に励まされます。
 
さて、今日は年末の確定申告が近づいてきておりますので、小規模企業共済について書きます。
 
皆様、加入漏れはございませんか??
これは絶対得しますので、入れる方は入るべきです。
 
小規模企業共済とは、一言で申すと「国が作った退職金制度」です。
小規模企業の個人事業主が事業を廃止した場合や会社等の役員が役員を退職した場合など、第一線を退いたときに、それまで積み立ててこられた掛金に応じた共済金をお受け取りになれる共済制度です。
 
メリットは以下です。
①掛金が全額所得控除でき、所得税の節税になります。MAX年間84万円。
②受取時は退職所得となり、1/2課税です。
 
具体的に数字で見ていきましょう。
 
高額給与所得者が太陽光投資を行っているという例でご説明いたします。
太陽光を除く課税所得が1,800万円、太陽光の課税所得が200万円とします。
この方の太陽光の課税所得にかかる税負担は、所得税住民税復興特別所得税の合計で52.1%です。
つまり、太陽光事業の半分以上、200万円×52.1%=104.2万円の税負担があり、半分も手元に残らないことになります。
 
この方が、小規模企業共済に84万円加入すれば、(200-84)×52.1%=60.4万円の税負担で済みます。節税効果は43.7万円です。
84万円キャッシュアウトしますが、43.7万円の節税効果がたちまち見込めます。
仮に20年間同様の効果が得られるとすると、合計876万円の節税効果です。
 
そして、84万円づつ、仮に合計20年間掛け続けると、1,680万円溜まります。
これを受取る時には退職所得になるため、(1,680万円ー800万円)×1/2×57.1%(※仮に最高税率)=251.2万円の税負担です。
 
上記節税メリットの876万円から251.2万円を引き、差額624.8万円税負担の差で得したことになります。高級車が買えます!
 
年平均の節税効果は624.8万円÷20年=31.2万円です。
掛金84万円に対し、37.1%です!!!
取組まない理由が見当たりません。
 
私も大至急加入したいと思います!!
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

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