2015年02月26日
太陽光投資の今後の可能性について
こんばんは!今日は太陽光ビジネスの今後の可能性について考えてみたいと思います。
・・・と言いますか、お客様のアイデアについて考えてみます。
これまで、グリーン投資減税による即時償却という税効果、安定的な収益への期待から、多くの方が太陽光投資を行われたのではないかと思います。
昨日、報道でもあったように、太陽光は2015/6までは29円、2015/7からは27円となります。
また、グリーン投資減税で太陽光は延長がされませんでした。
いよいよ太陽光ビジネスも終わってしまうと感じられている方の方が多いのではないかと思います。
一方、最近注目の生産性向上設備投資促進税制の即時償却が適用できれば、下がったFIT価格でも他の節税商品よりは有利であると判断される方もいらっしゃると思います。
そんな中、あるお客様とMTGを行っていると、こんなアイデアをお持ちでした。
「全量売電でなく、自家消費型の太陽光設置」です。これには蓄電池が欠かせません。
蓄電池はとても高いです。
従って、普通に絵を書くと採算が合いません。
しかし、H26年度経済産業省補正予算の補助金に採択され、設備投資の1/2が補助金で賄えるのであれば検討する価値がでてくると思います。
更に、生産性向上設備投資促進税制により即時償却ができれば、かなり魅力的な節税投資になるのではないかと思います。
特に、医療法人では全量売電の太陽光投資はできないため、設置目的は余剰売電もしくはCSR向上であったのだろうと思います。
上記スキームで投資を行い、設備投資額が即時償却できれば、出資金引下げにも寄与することから検討価値が出てくるのではないでしょうか・・・
今後も検討を続けてみたいと思います。