2014年06月26日
時価評価で株価ゼロ??
こんにちは。昨日は出張で宮崎に行っておりましたが、移動中にプライベートの携帯電話を落としてしまったようです・・・
遠隔監視で追跡しているのですが、なんと、宮崎のゴルフ場にあるようです。
ちなみに私はゴルフ場に行っていないので、誰か拾った人がゴルフ中、ということになろうかと思います。
この後、警察に届けて頂けるのを祈るばかりです・・・
さて、先日、自社株の移動を検討しているお客様とミーティングを行っておりました。
その会社様は、収益力が高く、当然決算書上も利益剰余金が厚くなっています。
普通に想像すると株価が高くなっていることが予想されます。
しかし、実際に純資産価額を求めるために会社の資産負債を相続税評価していくと、債務超過になり、純資産価額ゼロ!つまり、0円で取引可能となる可能性があることに気づきました。
所有する資産に占める不動産(建物)の割合が多く、またそれに紐づく借入金があります。
建物の相続税評価は固定資産税評価額をベースに、貸していると3割引があったりします。
取引時価で考えれば資産価値が借入を上回る物件が、相続税評価してみると債務超過になっているわけです。
これから慎重に検討していかなければなりませんが、もしゼロになれば、取引の選択肢が増えるため、大変メリットが大きくなります。
この会社様が特別なわけでなく、資産全体に占める不動産や設備の割合が多い会社様では検討してみるのも良いのではないかと思います。