2013年07月09日
太陽光発電事業について
暑いですね!梅雨明けで一気に暑くなりましたが、体調崩されておりませんでしょうか。
カラっと晴れた日には、気持ちが良い一方、「今日も暑いなー」と、まいったりもします。
さて、今日は大流行の太陽光発電事業について書いてみます。
昨夏から、固定買取制度が始まり、産業用太陽光発電を設置された方も多くいらっしゃるかと思います。
設置された方々は、この照りつけるような太陽の光を、さぞ喜んでいらっしゃることでしょう。
実際、最初の1基目は恐る恐る設置したものの、売電が始まると、このビジネスに対し、ある種の喜びや楽しみを見つけられ、2基目・3基目とリピートしていく方もいらっしゃるようです。
最近では、自らの所有地に適する場所がなくても、他社(主に施工会社)が全国から借地を探してきて、その借地上で行う発電事業の収支計画も立てられており、なんと20年間の保守も準備されているというような、パッケージ化案件の紹介もでてきております。
上記のような案件を検討する際に、設置場所の重要性を再認識しました。
事業収支シュミレーションの提示を受ける際、必ず、「予想発電量」という数字があります。
この「予想発電量」に、40円や36円を乗じた数字が予想売上となります。
では、「予想発電量」については、どのような算出方法となっているかと言いますと、次の式によります。
予想発電量=接地面1日当たりの年平均日射量(NEDOに数値あり)×損失係数(%)×システム容量(kW)×365×1
細かい部分の説明は割愛しますが、「接地面1日当たりの年平均日射量」は設置場所により異なり、例えば滋賀県大津の場合「3.45」、高知県高知市の場合「4.32」と公表されております。
なんと、25%差です。この25%差は、売上を算出する際の掛け算の要素ですので、売上に直結します。
36円と40円の差は10%ですから、いかに設置場所が大切かということです。
これまで、香川県や隣県での提案が多かったので、恥ずかしながらあまり設置場所について考えたことがなかったのですが、色々なエリアでの案件を目にするようになり、改めて確認できましたので、書いてみました。当然のことかと思いますが、ご参考になれば幸いです。