2018年08月21日
自分の能力はいくらになる?デジタル金融サービス活用の最先端
みなさんこんにちは!8月21日の日経新聞に、「自分に投資、借金ためらわない デジタル金融が後押し」という記事が載っていました。
あるIT企業に勤める白石さんという29歳男性は、専門的な英語を勉強するため、月謝50万のマンツーマンの英会話教室に通っており、「自己投資のため」1冊で数万円する専門書もためらわずに買っています。
お金に困っている訳ではないものの、英語の通学費はあえて借りたいと思っているそう。
自分の能力を担保に、借金をする
「借金をしたい」となぜ思ったか。それは「Jスコア」という融資サービスを知ったことにあります。
■Jスコア
https://www.jscore.co.jp/
少し前から東京メトロのつり広告で良く目にしていおり、気になっていたので調べてみました。
Jスコアはみずほ銀行とソフトバンクが共同出資し設立した会社で、AIスコアの水準に基づき金利・極度額といった条件の参考値を提示する個人向け消費性融資サービスを展開しています。
「未来への投資」という選択肢 「未来への投資」、つまり「時間を買う」という合理的な考え方は、夢や目標を実現した人たちの多くが実践しているそうです。
しかし実際はなかなか実行出来ないのが実情です。 時間へ投資するという方法を「ひとつの選択肢」としてより多くの人が利用でき、ひとつでも多くの夢や目標が実現できるようなサービスを提供できないかと、わたしたちは考えました。
~中略~
変化のスピードが早く将来が予測しづらいいまのような時代には、「お金を貯める」という選択肢だけではなく「未来への投資(時間を買う)」という方法も常に持っておくことが、人生の夢や目標の実現可能性を高めるひとつの手段であるとJ.Scoreは考えます。
時間を早めて自分の夢に投資できたなら、みなさん自身の人生もきっと違ったものになるのだと思います。
Jスコアサイトより
Jスコアが求める担保は、AIでその人自身を診断し、はじき出されたスコアそのものです。
AIスコアによる貸付利率・契約極度額はこんな感じです。
診断は6つの項目から更に枝分かれされ、20個ほど設置されています。
実際の診断画面イメージはこちら。
白石さんという男性こちらをポチポチ入力した結果、5.4%の利息で200万円を借りられるとの結果だったそう。
上限利息が14%程の銀行カードローンと比べると圧倒的に条件は良いため、借入れへの気持ちを固めつつあるとのことです。
なおJスコアの利用者の半数は20-30代で、使い道は自己啓発資金と教育費用。
若いうちから自己実現意欲が旺盛で、また時間をお金で買う合理性にも賛同が高いことが伺えます。
「歯」も、自己資産の一つ
ちなみに、20-30代に流行っている自分投資は教育だけではなく「インプラント」もその一つ。
デンタルローンを使い治療を行うそうです。
見た目に直結する歯の健康は、投資にたる「資産」というわけですね。
また、安い治療で悪い影響を与えられるのは嫌なので、借り入れてでもよい方法を選びたいそう。
インプラント治療を行うなら歯の土台がしっかりしている若いうちが良いとは言われているものの、
トラブルの報告も少なくありません。
できれば、いつまでも自分の歯で健康に食事を楽しみたいものですね。
ちなみにわたしは8020運動を積極的に行っています。
デジタル金融サービスをどう活用するか
さて話は戻って、今回は20-30代にとって借金をすることは「自己啓発、自身のステップアップ、自己投資」のため、というお話でした。
自己啓発やステップアップのため借金をする割合を年代別に見てみると、40~60代が2.8~3.6%なのに対し、30代は6.8%、20代は15.8%と若くなればなるほどその意識は高まっています。
「自分に投資、借金ためらわない デジタル金融が後押し」という記事では
自分を磨くために、積極的に借金をする――。
そんな若者のスマートな借金像が浮かんでくるようだ。
と締めくくっています。
学ぶ意欲が旺盛なこと、お金を借りてでもやりたいことを極めたいという気持ちは素晴らしいですね。
デジタル金融業界がより新しい考え方のもと活発に活用されることが、技術面・経済成長面で各国に押されている日本を押し上げる波が作られていくのでないかと思います。
パソコン、タブレット、スマホのいづれかを使ってインターネットをほぼ毎日利用する人の割合は、2013年の58%から2018年では約80%にまで増えてきました。
スマホの保有率に関しては、20-30代に関しては、約92%と言われています。
今までは縁遠かった金融の世界も、タップ一つで口座が作れ資産運用もオートメーションで、といういう世界が現実化しています。
スマホQR決済などのキャッシュレス化も進み、アジアだけでも決済数は20年までに15年比4倍弱となるそうです。もはやフィンテックという言葉も死語になりつつあるのではないかと思ってしまうほど、デジタル金融は身近なものとなってきています。
ビッグデータを活用した新しいサービスもどんどん増えるでしょうし、その中で自分という資産だけではなく、金融資産をどう守り殖やすか?にも焦点を当て、若いうちから真剣に考えていきたいですね。
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