2016年11月24日
女性の労働力活用のために…
こんにちは(^O^)/いやー、株が上がってますね。
NYダウは19,000ドルを超えて、過去最高値。
日経平均も18,000円を超えて上昇していますね。
円も1ドル112円。特に為替の動きが速いですね。
本日の日経新聞によれば、「投資家は『トランプ大統領』の選挙結果について成長を加速させる面に注目している」そうです。
アメリカの動きに一喜一憂するマーケットにならなければ良いのですが・・・。
さて、本日の日経新聞に「配偶者控除 上限150万円」という記事が掲載されています。
政府・与党は、所得税の配偶者控除の対象を「年収103万円以下」から「年収150万円以下」に拡大する方向で最終調整に入ったそうです。
財務省の試算では、150万円に引き上げる場合、360万世帯が減税になるそうです。
記事によれば、政府・与党は、配偶者控除を受ける夫(世帯主)の年収に制限かける方向で検討しているそうです。
夫の年収が1,120万円を超えると徐々に控除額が減り、1,220万円で適用外となる案が現実的なようです。
現在の所得税の配偶者控除の対象は「年収103万円以下」。
非正規雇用で働き、配偶者控除を活用しようとする女性労働者が年収103万円の壁を意識し、年末が近づくと労働時間の調整を行うケースが少なくありません。
労働力が減ってきている昨今、フレキシブルに労働力確保をしづらい企業側にとっても悩ましい問題となっています。
103万円を超えると、次は社会保険料負担が発生する130万円の壁があります。
記事によれば、これも130万円から150万円へ引き上げが検討されているようです。
150万円が年収基準になれば、多くの非正規雇用の女性労働者の働き方が変わるでしょう。
最近の労働力確保の問題は、多くの経営者にとって由々しき問題です。
労使の利害が一致する方向で税改正が進むことに期待したいものですね。