2013年09月26日
一般社団法人が広がってきた!
こんにちは(^O^)/朝一番で高知に行き、高松へ帰ってきました。
お客様とのミーティングの後、ウナギをたべようということになり、いつもの「源内」へ…と向かったところ、定休日。
ということで、今回は、弊社コンサルタント三谷のお勧めのウナギ屋「せいろ」へ。
軽めの味付けで、好みでタレを加える食べ方です。
ひろめ市場からすぐ近くの街中にあり、持ち帰りのウナギの注文がたくさん入っている様子。
市内観光でウナギも食べたいという方にお勧めです。
さて、最近、一般社団法人設立の提案を採用いただくことが増えています。
一般社団法人の一番のメリットは、「持分」がないことです。
一般社団法人が保有する財産は、相続財産から切り離されます。
こう言うと、相続対策での活用が頭に浮かびます。
これは当然ですが、持分がないということは、活用の範囲が思った以上に広がります。
例えば、少数株主が保有する株式を整理する場合の受け皿。
少数株主の株式整理を検討するときに、同族関係者が買取ったり、関連法人が買取ったり、発行法人が自己株取得したりということが検討できます。
この場合、株式の取引価額次第で税務上の問題が発生しますので、取引価額の決定は慎重な検討が必要です。
あるいは、持株会の組成を検討することもあります。
一般社団法人を活用すれば、ある程度の株式数までは、株式の取引価額に神経質になる必要はありません。
持株会は、その継続性を確保するために、規約等整備し、さまざまな手当を考える必要があります。
一般社団法人であれば、これも神経質になる必要はありません。
例えば、多くの関係者を巻き込んでの事業のビークルとしての活用。
株式会社等持分のあるビークルであれば、どうしてもお金をたくさん出した人の声が通りやすくなります。
言いたいことを平等に言い合うという組織で事業を運営していきたいという場合にも、一般社団法人は向いています。
一般社団法人というと、公益・非営利というイメージがなんとなくありますが、一般の事業法人と同じように事業を行うことができます。
設立に特別な要件はありません。
今後、活用の幅が広がることに期待です。