2013年09月12日
我慢の5年間でした…
こんにちは(^O^)/東京でのオリンピック開催が決まりましたね!
直後にオリンピック関連銘柄の株価が上昇しました。
株価上昇や不動産価格の上昇が期待されますが、緩やかに長期間にわたりプラスの影響が出ることを祈ります。
さて、ちょうど5年前の2008年9月15日にリーマンショックが起きました。
2008年9月1日に12,834円だった日経平均は、同10月10日に8,276円まで下落しました。
2008年10月10日は、弊社グループの社員旅行で沖縄への移動日でした。朝から、株価の動きについて証券会社やお客様から、飛行機に乗っている間以外、携帯電話が鳴りっぱなしでした。
日経平均に連動する仕組債にご投資いただいているお客様がいらっしゃり、トリガーとなる日経平均株価を割り込んでしまい、青ざめたことを今でも覚えています。
あれから5年が経ちました。
2013年9月11日の日経新聞に「リーマン後、投資の教訓は」という記事が掲載されていました。
記事では、
①リーマンショックから5年後の今、多くの資産はリーマンショック前に戻ったこと
②分散投資が重要であることが実証されたこと
が紹介されています。
分散投資は、投資する資産を分散することと、投資時期を分散することの重要性が紹介されています。
弊社ではお客様に対して、投資資産を分散するということで、分散投資型投資信託をお勧めし、さらに投資時期を分散するということで、積立投資をお勧めしています。
この積立投資の効果は大きく、以前のブログでもご紹介しています。
http://ameblo.jp/funai-kawahara/day-20130314.html
僕たちのお客様で、今、大きな評価益を得られている方は、積立投資を実行されている方ばかりです。
これに加えて、今回は、我慢が必要ということもお伝えしたいと思います。
記事にも「リーマンで改めて明らかになった『バスから降りない』大切さ。」ということで、下落の局面にあっても積み立てを継続したり、安易に売却をしてしまわないことの大切さが紹介されています。
僕たちのお客様で、現在、大きな評価益を得られている方は、危機前から積み立てを開始し、危機下にあっても積み立てを継続してこられた方ばかりです。
また、売却についても、売却してリバランスするのであれば良いのですが、損失を穴埋めできない資産に再投資したり、現金化してそのままといった状態は問題です。
僕たちは、多くのお客様に我慢をお願いしてきましたが、リーマンショック前に投資いただいた投資信託は、ほぼリーマンショック前の基準価額に戻してきています。
積み立ての場合もそうですが、我慢して保有し続けるということが長期投資においては重要であるということが分かります。
景況感が良くなってきています。
急落はきっとまたあります。
でも何もしなければ経済成長の恩恵を受ける機会も限定的です。
可能な範囲でリスクを取って、分散投資を実践してみてはいかがでしょうか。