2009年06月06日
日本版サブプライムローン問題は静かに進行中…
こんばんは(^-^)/かなりお久しぶりです。
若干相場が上向いています。
ダブルボトムを警戒してしまいますが、心理的なバーとなっていた9,500円を超えて、短期的には10,000円を目指すトレンドでしょうか。
新型プリウスが販売開始となり、プリウスを製造する工場はつい先日まで1月のうち17日?間休業していたそうですが、現在は休日返上でフル稼働とのこと。
なんとなく明るい話題が増えてきていますが、実態経済は厳しい状況が続いています。
6月は多くの会社で賞与支給月となっています。
ところが、支給額カットや支給中止が相次いでいます。実体経済の厳しさを肌で感じずにはいられません。
ある上場会社の方と先週、お話をする機会がありました。
6月のボーナスは15%~45%程度のカットとなるそうです。役職が上の方ほどカット率が大きいようです。
45%カットというと、ボーナス額は半分になってしまいます。
ボーナスが半分になると、住宅ローンの返済に影響が出るはずです。
地方の中小零細企業では、ボーナス支給できない会社も出てきています。
ある銀行員の方に聞いた話では、住宅ローンの返済条件変更申請が激増しているそうです。
実際に、住宅ローン返済に問題が生じている家庭が増えてきている証拠です。
今後、金利が上昇する局面が出てくれば、さらに多くの家庭が大きな問題に直面する可能性があります。
日本版サブプライムローン問題は静かに進行しています。