2009年02月01日
藤巻幸夫セミナー
おはようございます(^O^)/一昨日参加した2本目のセミナーの報告を昨日しますと言っておきながら、できませんでした。
ごめんなさい。
昨日はお昼から、はっくんのパパさんが家族で我が家に遊びに来てくれました。
で、昼からお酒を飲んでいました。まぁ、たまにはいいでしょう(-^□^-)
遅くなりましたが、一昨日2本目のセミナーの報告です。
参加したセミナーは藤巻幸夫氏が講師のセミナーでした。
主催は、さぬき市商工会です。
藤巻氏のお話も、直接聞いてみたいと思いながら、いつも予定が合わなかったのですが、今回は早々にスケジュール確保していたため、セミナーに参加できました。
やはりすごいエネルギーでした。
お話しは、モノが売れない時代にどうやって売っていくか、ブランド作りにはどのような考え方が必要かといった内容でした。
講演のなかで、「日本人はPRが下手だ」というお話しがありました。
良いものを作っても、良いサービスを用意しても、それがお客様に伝わらなければ意味がないということだと思います。
いくら良いものを作っても、その良さが正しく伝わらなかったり、そこにそういう商品があること自体が知られなかったりするとモノは売れません。
事例として、藤巻氏が係わっているあるプロジェクトのお話しがありました。
「Rin」というプロジェクトです。
皆さん知ってますか?
僕は知りませんでした。
「Rin」は、経済産業省と中小企業庁の出先機関である中小企業基盤整備機構が、地域発事業の全国展開や需要の拡大にむけた支援を行うための、テスト・マーケティング施設として開設したものです。
藤巻氏のお話しを聞くまで、まったく知らなかったのですが、帰ってインターネットを見てみると、確かにホームページが開設されています。とても優れたデザインのホームページです。
ホームページだけにとどまらず、本当のお店も出店しています。なんと表参道です。
表参道から少しだけ入っていますが、アンテナショップとしては素晴らしい立地です。恐るべし政府機関。
「Rin」は素晴らしいプロジェクトです。
でも多くの人に知られていません。東京の人もほとんど知らないそうです。
オンラインショップを見てみると、職人の技が凝縮された伝統工芸品を基にしたデザインの良い商品が集まっています。思わず欲しくなってしまいます。
セミナーの聴衆のなかに、「Rin」プロジェクトに参加されている経営者(あるいはその会社の方)がいました。
プロジェクトに参加するには、厳しい審査があるそうです。
プロジェクトに参加できるということは、それだけの魅力がある商品なのでしょう。
でも、売れてないそうです。
「Rin」に参加したから何かが変わったわけでもなさそうです。
「日本人は奥ゆかし過ぎる。これからはPRがビジネスになる。」というお話しがありました。
その通りだと思います。
「Rin」のような素晴らしいプロジェクトはもっとPRして、世の中に知ってもらわなければ、その意味がありません。
テスト・マーケティングとのことですが、知られなければテストにもならないでしょう。
「Rin」の参加者の中には、期待はずれと考えている経営者もいるかもしれません。
「Rin」のPRも必要ですが、個々の会社や事業者ももっと自ら積極的にPRしなければならない、そんな時代でしょう。
PRの時にはストーリーがあれば、伝わりやすくなります。
その商品の開発ストーリーや、会社の歴史です。
藤巻氏のお話しで、ブランド作りの必要条件として「ストーリーがあること」が挙げられていました。
会社のストーリーを語れる人間がいますか?
PRのため、まずは会社の歴史を見直してみませんか?
Rin
Rinオンラインショップ
中小企業基盤整備機構