2022年03月15日
マイニングマシーンのバーゲンセール
今年20歳になる姪が投資に興味を持ち始めました。
ファイナンシャルプランナーのはしくれとして、姪の投資相談に乗っております。
「いいか、長期・分散・積立が重要なんだぞ」とか偉そうにレクチャーしておりますが、リーマンショック前に短期・集中・一括で購入してしまった私の金融関連株は、15年経った今でも塩漬けです、、、。
今後はこの経験を若かりし投資家の健全な資産形成の為に、反面教師としてアドバイス出来たら良いな、と思っております。
しかし、20歳から投資を始めると十分な時間があります。
それなりにリスクも許容しても良さそうです。
それならちょっとくらい冒険しても良いだろうと、仮想通貨なんかも面白いな、と思っております(私のお金じゃありませんが)。
資産形成は長期・分散・積立を基本としながらも、ちょっとした遊び心も欲しいと思います(私が勝手に思っているだけですが)。
仮想通貨に興味を持ち始めたのは、昨年マイニングマシーン投資の情報収集していた事がきっかけです。
マイニングマシーン投資は単純です。
マシーンを購入し、そのマシーンで仮想通貨をマイニングします。マイニングで獲得した仮想通貨で投資回収し、利益を得ます(なお、マイニングマシーンは税制の適用が受けられたら、即時償却も可能です)。
ビットコインやイーサリアムは2021年に史上最高値を記録し、2022年に入って最高値の半値程度にまで下落しました。
興味深いのはマイニングマシーンの販売価格です。なんとマイニングマシーンの販売価格も2022年に入って半値程度に下落しております。
バーゲンセールでしょうか?!
いえ、マイニングマシーンの販売価格は仮想通貨の相場に連動しているのです。半値に下落した仮想通貨に連動して、マイニングマシーンの販売価格も半値に下落したのです。
FITの価格に連動して販売価格が上下した太陽光発電所と似ています。しかし、決定的に違うのが将来売上です。太陽光は固定価格ですが、マイニングで獲得した仮想通貨の価値は常に変動します。
したがって、安くマイニングマシーンを購入し、その後、仮想通貨の価格が上昇した場合、高いリターンを得られる可能性があります。もちろんタラレバです。
しかし、20年後の世界では仮想通貨はどの様な役割を果たしているでしょうか?エルサルバドルに続いて、仮想通貨を法定通貨とする国は拡大するでしょうか?SECは仮想通貨のETFを認めるでしょうか?
2022年に購入した仮想通貨の価格は2042年にどうなるか?消えてなくなっているか?それとも?!
いろいろと思いを巡らせていたら、姪の投資相談をそっちのけで自分で仮想通貨を購入していました。
中長期でインフレが進み、実質金利がマイナスとなれば、余剰資金を現預金として放置しておく事もリスクと考えられます。
金が良いのか、株が良いのか、不動産が良いのか、海外の資産が良いのか、はたして暗号資産が良いのか?
即時償却も可能なマイニングマシーン投資にご興味あれば、弊社コンサルタントにお声がけください。
大谷桂一